書きあぐねている人のための小説入門、の概略を読んだ。『小説が運動を始める』とか、『流れに乗る』というものには、最初からは、意識しない方がいいのではないかと思う。やはり、小説を書く基本は、何をどう書くかを、事前から計画的であるべきだと思う。
せめて、と言っては、失礼だが、池澤夏樹の、『真昼のプリニウス』のように、章というか、文章の塊の区切りごとに、何を書くか、キィワードをまとめておく、程度のことは、しておくべきではないだろうか? それが途中で変更になったとしも、とにかく、何を書くかを、章ごとに、キィワードを羅列しおくことは、やっおいたほうがいいと思うのだ。『真昼のプリニウス』は、小説を書く初心者にとって(多分、上級者にとっても)、実物の教科書と言ってもいいものだと、私は思っている。300枚を超えるものだから、なおさら、書き終わった後に、推敲する際にも、必要になると
管理人さんの薦める本について
管理人さんの薦める、三田誠広さんの、小説の書き方に関する本は、私の、書くための基本バイブルのようなものだったので、管理人さんも読んでいたのかと、少々、驚いている。この3部作の中でも、『書く前に読もう超明解文学史』は、とくに、重要なものだと思う。何回読んでも、すごいのだ。もともと三田さんが、日本の文学史に残るような作家なので、すごいことは分かりきっているのだが、これを、どのように利用するか、色々な視点を持たせてくれるので、それが、すごいと思うのだ。
おおまかに言って、これで、『日本文学史の概略を知って、後は、自分にあった作家の本を徹底的に読もう』というようなもので、私のような、怠け者には、とても助かるのだ。だが、一回読んだだけではダメだと思う。しかし、何回も読めという意味ではない。
つまり、物を書く時に、自分が書いている、『立ち位置を、書く前に確認し、書いた後にも確認する』ということを、きちんと、しておく必要がある、という意味で、この本は、『自分の書く立ち位置』を、いつも、自分で確認す