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うかつにコメントできない![2009/11/15 04:57]
book タイトル 故郷
著者 早野梓
ジャンル ミステリー

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恐かった。町のいるところが恐かった…。
私は、足尾銅山を知らない。日本の公害の原点の町としてくらいしか。インターネットでみてみても、そういうことなら、詳しく書かれている。だが、この作品を読んで、わざとなのか、鉱山としての重みとしての比重からなのか、そう多くを触れられていない、差別社会のことが、ひっかかった。ある資料を手に入れた。
恐かった。それを読みすすむのが恐かった。かつて、こんなにも、はっきりとした人間差別社会があったのだと知るのが、恐かった。
作者は、恐かった。子ども心に…、と言っているが、ほんとうに恐かったのは、公害の原点としてのことではなく、さらりと流してしまっている、人間差別による種々の事件のことではないのか?
どうも、そう思えてならないのだ。
新宿の一日中消えない騒音の中に住んでいて、都心のスマートなビルの会社に勤め、私の脳ミソには、普段、浮かんでこない厳しい人間模様を、突きつけられて、ひたすら恐かった。
これらには、私の知識程度では、うかつにコメントできないと思う。過去のことも、現在のことも……。


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早水優さんは、若いのに、洞察力がすごいですねえ。早野梓氏の作品は、どこかに、「隠し味」のようなものが、かならず潜ませてありますね。そして、私には、それが、「絶望的な空しさ」を演出させているように思えます。
それにしても、早水優さんは、そんなに深読みしていると、自分では、筆が進まないのではないですか?
「小」説なんだから、ある意味、いい加減でもいいと思って、書いた方がよいと思うのですがねえ。みんな、とても下手くそな文章から、出発して、いくつも書いているうちに、それなりのワールドを持つようになるのだと思います。こういうサイトは、文章の稽古場でしょう。それで、充分、価値を持っていると思いますよ。
60歳を超えた人が、人生を語るのに、30歳代の人が、かなうわけはない。あまり、他人に、振り回されることのないよう、マイ・ペースで、書き続けることが大事だと思いますが。余計なことを言っているようでしたら、すみません。

一丁目 鈍 [2009/11/15 15:42]

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